合併後の公平感を担保するための人事制度導入支援

支援企業概要

県内製造業で、ニッチ市場におけるトップ企業。
従業員は約30名。
数年前に販社と製造会社が合併している。

経営課題

全社員が一致団結するための公平な人事制度導入
採用競争力の確保
幹部育成

支援のポイント

社長及び専務との入念なディスカッション
人事制度自体の理解が乏しいため、丁寧な説明
実際評価運用してからの修正

支援内容

【社長及び専務との入念なディスカッション】
本事例に限らないが、キーマンが複数名いると必ず意向やニュアンスにずれが生じるため、入念に何回も人事戦略についてディスカッションを実施する。
キーマン2人同時、キーマン1人ずつ、以前言っている事と直近言った内容が異なる事も多々あるため、時間をかけてじっくり行う。

【人事制度自体の理解が乏しいため、丁寧な説明】
大抵の中小企業の社長や幹部は人事制度についての知見は持っていないため、事例を交えてレクチャーを行っていく。
特に賃金制度や昇給、昇格に絡んだ原資の考え方は後で取返しがつかなくなるため、丁寧にシュミレーションを行い、説明する。

【実際評価運用してからの修正】
社員説明会を実施し、導入したら、1年後に必ず制度の微修正を実施する。評価者全員を呼んでミーティングを行い、評価する上での違和感を出し合い、評価項目の微修正を実施する。原則ここまでが支援の一環となる。

ヒアリングから説明会や評価者訓練まで一連の流れで進んでいく

成果

中途採用者の質向上

人手不足の状況にも関わらず、明らかに中途採用者の質が向上。
学卒が増えた事と30代の確保がすすんだ。
年齢構成もかわり、社内の雰囲気も明るい。

貝吹 岳郎

支援した中小企業診断士

本事例は合併による不公平の是正という事がきっかけでしたが、不公平感を従業員が感じており、社風が悪化している企業は多いと思います。
本気で社風を替えたい社長は是非神奈川中小企業診断士会にお問い合わせください!

神奈川中小企業診断士会